内定辞退防止に有効な方法
社労士で採用定着士の西野です。
先週、火曜17時から金曜16時59分
3日間限定で私の著書
「小さな会社の求人3つの仕掛け」
無料キャンペーンを実施しました。
多くの方にご購入いただきました。
この場をお借りし、お礼申し上げます。
人手不足解決のきっかけにして
いただきたいと思います。
さて、2週間程度前に、
このようなニュースが掲載されました。
学生の「内定辞退」阻止を狙う
“後付け推薦”の実態とは?
立教大が企業に苦言
https://news.yahoo.co.jp/articles/e5d820c8e7648c1770f823765975089e192e4f93
一言で表すと、
内定辞退を防止するため、
選考が進んだ段階で、
内定を出す条件として、大学からの
推薦状をもらってきなさい、
というものです。
大学から推薦状をもらった以上、
内定辞退するのは心理的に難しくなりますよね。
企業にとって、内定辞退をされるのは
大きな痛手ですので、気持ちはよくわかります。
私自身も、10数年前に採用担当をして
いた時に同じことを考えてましたから。
内定の連絡を入れる際に、
「今、うち(弊社)に決めてくれるなら
内定を出したい」っていうのはどうかって。
今となっては「オワハラ」って言われることですが。
それで上司に相談したところ、
そんな大人の駆け引きに学生を
巻き込んだらかわいそうやん。
それよりも、内定を出すから
心置きなく就活を頑張って。
って言ってあげてよ。
そのように諭されました。
学生の立場で考えると、
絶対にその方が印象がいいですよね。
選考段階から一貫して良い印象を持つ
ことができたら、選考前の志望度から
ランクアップすし入社に至るかもしれません。
また、たとえ入社に至らなくでも、
良いイメージを持ってもらって
損することはありません。
逆に、このような方法で仮に入社したと
しても、モヤモヤした状態で仕事をする
ことになります。
今回の話題は新卒採用ですが、
中途採用も全く同じです。
良い人材を採用したいのであれば
選考の過程で志望度を高めることが
重要になります。
そこで、3月に採用面接の仕方について
勉強会をしようと考えています。
来週あたりには日程等、発表させていただきます。
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西野社労士事務所・株式会社チーム力アップ
では、中小企業の人事・労務に関する問題に
幅広く取り組んでいます。
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