人材教育をしてホントに人は成長するのか?
社労士で採用定着士の西野です。
最近、経営者に方と話をしていると
よくこんなことを聞かれます。
「教育や研修をする意味ってあると
思います?」
話を聞いてみると、いくら教育しても
変わらないんですって。
で、会社でいくら教育しても、
生まれ育った家庭環境には勝てない。
だから教育する意味があるのか、
よくわからなくなってきたと。
私がお答えしているのは、
いくら教育しても、
変わるか変わらないかは本人次第。
こう言うと元も子もありませんが、
コントロールすることができるのは、
自分自身だけ。
教育に関しても同じです。
社長としてできるのは「教育する」
ことまで。
それで変わるかどうかは相手次第。
ここは、もうどうしようもないです。
と言っても、教育の仕方には様々。
相手に分かってもらい、変わって
もらうように工夫することも社長が
できることです。
社外の人に依頼するのもその1つです。
よく2:6:2の法則と言われますが、
上位の2。
この方達は、自分自身で火を点ける
ことができます。
難しい仕事を任せておけば、勝手に成長
してくれます。
もちろんフォローは必要ですが。
一方で、下位の2。
この方達は、火を点けても消える人。
いくら教育しても変わってくれません。
そして真ん中の6。
この方達は、火を点けると燃える方。
教育することで変わる可能性があります。
ところが、燃えてもすぐに消えてしまう、
というのもこの方達の特徴。
火を何度も何度も点けないと変わって
くれないのが辛いところですね。
そう考えると、人材育成って難しですよね。
なので、今日のタイトルに対して、
明確な回答はできないのです。
言えることは、
中小企業は人材教育を止めると
社員は間違いなく育たないということ。
なぜなら、中小企業に上位2の人材が
入って来ることはほぼ有りません。
良くても真ん中の6の人達ですから。
そして、下位2の人は採ってはいけない。
ということです、
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西野社労士事務所・株式会社チーム力アップ
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