求職者が少ない職種の求人戦略
社労士で採用定着士の西野です。
今回は、予告通り求職者が少ない職種
の求人戦略を考えてみたいと思います。
求職者が少ない職種といえば、
資格が必要な職種。
そもそも有資格者だけが対象に
なるので、対象者が絞られます。
その中でも、
前回挙げたような
・薬剤師
・歯科衛生士
などは、特に対象者が少ないんです。
前回ご紹介したように、
大阪労働局管内7月の求職者数は、
薬剤師は450人
歯科衛生士は1015人
トラック運転手2782人
介護職4551人
と比べると、１桁少ないです。
さらに、歯科衛生士と同じ「医療技術者」
には、理学療法士，作業療法士、
言語聴覚士なども入っています。
これらを合わせて1015人ですから、
かなり少ないですよね。
同じ医療福祉職でいうと、
介護職は多いですが、
サービス管理責任者、
サービス提供責任者、
ケアマネになると、極端に少なくなります。
運送業の配車係も前回ご紹介した通りです。
これらの特徴は、求職者が少ないのと
同時に、求職件数（競合）も少ないです。
競合が少ないので、御社の求人が
埋もれる不安はありません。
でも、ターゲット自体が少ないので、
求人市場全体がにぎわっていないのが
特徴です。
indeedでこれらの職種を調べて
いただくと人気マークすら点いて
いないことで、それがわかります。
では、これらの募集をする際は
どうしたらいいのか？
一番の間違いは、掲載順位を上げる
ために求人広告費を払うことです。
無料枠でも比較的良い位置に表示
されます。
反応が無いのは求職者がほとんど
いないということなので、お金だけ
無駄になります。
そこで大切なことは、
まずは長期戦で構えること。
そして求人の内容をブラッシュアップ
することです。
人気マークが点けば、お気に入り
登録者数もわかります。
応募に近づいているということが
確認できます。
それと同時に、反応が良くなった
求人を、他にも活用することです。
例えば、専門学校等に求人票を
出すにしても、反応の取れる内容に
した方がいいですよね。
紹介をいただくにしても、
ただ「紹介して」よりも求人内容を
チラシにした方が、紹介が出やすく
なります。
もちろん、人材紹介会社に依頼する
場合も、反応が取れる求人を活用します。
まとめると、
１． 長期戦で構える
２． 求人内容をブラッシュアップする
３． その求人をフル活用する
このように進めていかなければ、
求職者が少ない職種は採れません。
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西野社労士事務所・株式会社チーム力アップ
では、中小企業の人事・労務に関する問題に
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