正社員に登用するなら今月中!キャリアアップ助成金変更
社労士で採用定着士の西野です。
ご案内していま労基署調査対策の
勉強会、明日開催です。
まだの方はこちらからご登録ください。
■勉強会テーマ:
「労基署調査の実態と効果的な対応策」
■日時
2025年3月6日(木) 14時~
(60分間程度)
■お申し込みはこちらから
https://form.os7.biz/f/5ad3f908/
今回から、助成金の話題にも触れて
行きたいと思います。
助成金で代表的なのが、キャリアアップ
助成金正社員化コース。
活用された経験のある方も多いと思い
ます。
簡単に説明すると、有期雇用やパート
などの非正規社員を正社員に転換した
際に、受け取ることができるものです。
具体的には、正社員転換後、6ヶ月
経過時点で40万円、さらにその後の
6ヶ月経過で追加の40万円、
2回分で計80万円が支給されます。
ただし、無期雇用から正社員への転換
の場合は、支給額が半額となります。
この助成金の支給要件が、
2025年4月1日以降、変更される
予定です。
具体的には、以下の重点対象者以外の
場合、支給額が1期分の40万円のみ
となります。
重点対象者とは
1. 雇入れから3年以上の有期雇用
労働者:長期間勤務している非正規社員。
2. 雇入れから3年未満で、不安定
雇用が継続している者:短期間で
あっても、過去に不安定な雇用形態
が続いている方。
3. 人材開発支援助成金の対象訓練を
受けた方:特定の職業訓練を修了した方。
4. 派遣労働者や母子家庭の母等:
特定の背景を持つ労働者。
これらの重点対象者に該当しない場合
2025年4月1日以降の正社員転換では
助成金が半減することになります。
もし、現在正社員への転換を検討
している非正規社員がいる場合、
2025年3月31日までに転換を
実施することで、現行の80万円の
支給を受けることが可能です。
ただし、以下の条件を満たしている
ことが前提となります。
・キャリアアップ計画書の提出:
事前に労働局へ計画書を提出していること。
・就業規則の整備:
正社員と非正規社員それぞれの就業
規則が6ヶ月以上前から適用されて
いること。
特に、正社員の就業規則には「昇給の
定め」や「賞与または退職金の支給に
関する定め」が含まれている必要が
あります。
また、正社員と非正規社員の賃金体系
や計算方法が明確に区別されている
ことも重要です。
助成金の制度は時折見直しが行われ、
支給要件や金額が変更されることが
あります。
今回のキャリアアップ助成金
正社員化コースの変更もその一環です。
企業としては、最新の情報を常に把握し
適切なタイミングでの対応が求められます。
正社員転換を検討中の方は、ぜひこの
機会に前倒しでの実施をご検討ください。
ご相談やご質問がございましたら、
このメールにご返信ください。
お気軽にお問い合わせいただければ
幸いです。
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西野社労士事務所・株式会社チーム力アップ
では、中小企業の人事・労務に関する問題に
幅広く取り組んでいます。
ご相談はこのメールにご返信または
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