人と業績が同時に伸びる会社づくりのヒント Vol.99 強みで勝負！って、弱みはどうするの？｜人と業績が同時に伸びる会社づくりのヒントバックナンバー

人と業績が同時に伸びる会社づくりのヒント Vol.99 強みで勝負！って、弱みはどうするの？

2022年07月20日

マネジメントは強みを活かすこと、
といつもメルマガで書いていますし、
ご支援先の皆様にもお伝えしています。

そうすると聞かれることの第1位が
「弱みは放っておいていいのか？」ということです。

これについては、以下の2回でも解説しましたので、
詳しく知りたい方は読んでみてください。

Vol.48 強みを伸ばすか、弱みを克服するか？
https://mail.os7.biz/b/xzgb/1398286

Vol.49 部下の弱みをどうする？
https://mail.os7.biz/b/xzgb/1400227

ただ、人はついつい、弱みに目が行ってしまうもの。

私の事例をお話ししますと、
3年生の息子は、忘れ物大王です。

彼なりのいいところは沢山あるのですが、
どうしても忘れ物が目に付いてしまいます。

「学校にもっていくのを忘れない」はサポートできるのですが、
「音読に使う国語の教科書を学校から持って帰る」ことが
息子にとってはどうしても難しいようでした。

自分なりに色々と工夫してみたようなのですが、
どうしても忘れてしまう。

その度に、「忘れたって音読カードに書くからね！」
「嫌だ！明日2回読むから、丸つけて！」
の攻防になり、私もイライラ。

息子自身も「俺バカだから忘れちゃうんだよ」と
自己肯定感を下げてしまっていました。

ここで、「弱みを克服する」に舵を切って
更に忘れない工夫を色々としても良かったのですが、
そんなことに限りある時間とエネルギーを費やすのはもったいない！

国語の教科書を息子の小遣いでもう1冊買い、
家用に置いておくことにしました。

これにて一件落着。
ストレスもなくなりました。

ただ、私の中に葛藤があったことも事実です。

ズルではないか？
こんなことしていたら、忘れ物がいつまで経っても直らないのではないか？

「強みで勝負」には不安もつきまとうことも
身をもって体験しました。

強みで勝負しながら、
成長と共に
弱みをカバーするコツを
身に着けてくれることを信じて見守っています。

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（編集後記）

夫の通勤カバンはとても重い。

そう、夫も忘れ物をしてしまうので、
要るかもしれないものは
何でも入れているのです。

強み（体力？）で勝負！

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