今後、人手不足はどれだけ進むのか?
社労士で採用定着士の西野です。
今、多くの企業は採用に苦労
されています。
少し前までは、求人を出したら
それなりに応募が集まったのに
ほとんど反応が無くなった。
結果、3月7日のメールでお伝え
しましたように、大企業までもが
人材を確保できない、過去最大の
採用難となっています。
詳しくはこちらから
【過去最大の採用難!
大企業でさえ人材を確保できない】
https://mail.os7.biz/b/Sye0/1596316
その要因は、労働人口の減少。
簡単に言うと、
高齢者が増えて、若者が減っている。
この先も、その傾向が続く、
というよりも、ますます進んでいきます。
そうなると、今後の人手不足は
どうなっていくのか?
リクルートワークス研究所の
「WorksReport2023 未来予測2040」
の記事を紹介させていただきます。
https://www.works-i.com/research/works-report/2023/forecast2040.html
2022年の労働力需給は、ほぼ拮抗。
過去最大の採用難となっている昨年
ですら全体的に見ると需給バランス
が取れている状態です。
50代後半から60代を含めると、
このようになるのでしょう。
多くの企業側は、できれば避けたい
という年代なので、数字以上に人手が
足りないという状況です。
そういう私も50代後半に当たります笑。
では、今後どうなるのか?
まずは労働需要、
必要な労働者数から見ていきましょう。
2022年 6601万人
2030年 6678万人
2040年 6867万人
緩やかな増加傾向です。
人口が減少していくにもかかわらず、
必要な労働者数は増加します。
高齢者人口だけを見ると、
まだしばらく増加します。
高齢者の消費増加が要因です。
一方、労働供給はどうでしょうか?
2022年 6587万人
2030年 6337万人
2040年 5767万人
急激に減少していきます。
結果、労働者不足は
2022年 ▲14万人
2030年 ▲341万人
2040年 ▲1100万人
一気に労働者不足が進んでいきます。
このようなデータを見ると、
「まだまだ先でしょ!」
と思ったりもするのですが、
2030年といえばわずか7年後、
2040年は17年後、
です。
あっという間ですよ。
今のうちに、採用力を高めておかないと
将来どうやっても人材を確保できなく
なってしまいます。
--------------------------------------
西野社労士事務所・株式会社チーム力アップ
では、中小企業の人事・労務に関する問題に
幅広く取り組んでいます。
ご相談はこのメールにご返信または
お電話で承ります。
【初回相談 無料】
TEL: 090-7551-3570
【ホームページはこちらから】
https://nihino-sr.jp
【バックナンバーはこちらから】
https://mail.os7.biz/b/Sye0
記事一覧
社労士で採用定着士の西野です。 前回の記事では、 「求人票は営業マン。育てなければ 応募は来ない」 というお話をしました。 今日はその続きとして、最近の大きな 変化─ タ
2025年09月03日
社労士で採用定着士の西野です。 「求人を出しても応募が無い…」 この悩み、特にここ数年で一層深刻に なっています。 そこで多くの小規模企業の社長が、 こんな工夫をされていま
2025年08月27日
こんにちは、社労士で採用定着士の西野です。 まずお知らせです。 退職金制度について、経営者・人事担当 者向けのオンライン勉強会を開催します。 ▼開催概要 小さな会社のための
2025年08月20日
話題の「はぐくみ年金」って実際どう? 選択制DBのメリット・落とし穴を解説
社労士で採用定着士の西野です。 退職金制度について勉強会を開催します。 ▼開催概要 小さな会社のための「退職金制度まる わかり勉強会」 日時:8月27日(水) 14:00〜
2025年08月13日
社労士で採用定着士の西野です。 このところテーマにしています 退職金制度について勉強会を開催します。 ▼開催概要 小さな会社のための「退職金制度まる わかり勉強会」 日時:
2025年08月06日
社労士で採用定着士の西野です。 このところ、退職金をテーマにお話ししています。 「退職金制度って、やっぱり必要?」 「ウチの規模だと中退共くらいしか 選択肢がない?」
2025年07月30日
社労士で採用定着士の西野です。 今回からは、退職金制度における「財源」 について、それぞれの選択肢を掘り下げ ていきます。 まずは、中小企業の間で最も普及してい る制度の一
2025年07月23日
社労士で採用定着士の西野です。 退職金制度を設計する際に考えるべきポイントは、主に次の2つです。 1.退職金の計算方法(=制度設計) 2.財源の確保方法 前回は、計算方法
2025年07月16日
社労士で採用定着士の西野です。 前回は、退職金の計算方法として最も 一般的な「基本給連動型」の問題点に ついてお伝えしました。 では、実際に中小企業にとって、 より適した退
2025年07月09日
社労士で採用定着士の西野です。 前回は、退職金制度の設計において 「計算方法」と「財源」の2つが重要 なポイントだとお伝えしました。 今回はその中でも、もっとも広く採用 さ
2025年07月02日
社労士で採用定着士の西野です。 前回は「退職金の相場」について解説 しましたが、今回は退職金制度を導入 する際に必ず検討すべき2つの ポイントをお伝えします。 ■退職金制度
2025年06月25日
社労士で採用定着士の西野です。 ここ最近、退職金制度についてお話し していますが、今回は「退職金の相場」 について取り上げたいと思います。 ■「退職金の相場がわからない…」
2025年06月18日
社労士で採用定着士の西野です。 小規模企業のサポートをしていると 「これは大企業では考えられない…」 と驚くことが多々あります。 その中でも特に衝撃を受けたのが、 社員が何
2025年06月11日
社労士で採用定着士の西野です。 今回から 退職金制度 について 取り上げます。 ■退職金制度は創業時に必要? クライアントの社長からも 「退職金 制度は導入したほうがいい
2025年06月04日
社労士で採用定着士の西野です。 中小企業、とくに社員数10名以下の 会社では、役職がピラミッド型に 整っていないことも珍しくありません。 よくある役職構成は、 部長→課長
2025年05月28日